VOL.21 ~ 25

俺たち全開! Vol.25

秋はビッグバスの季節!

こんにちは、俺達。こと秦拓馬でございます。今月もロケに試合にと色んなフィールドに出向き、
ビッグなバスを追いかけている俺達。でございます。
俺達。Tシャツ
さてさて10年以上もニックネームは「俺達。」なんですが、最近でも良く俺達。の由来を尋ねられます。自らのトレードマークとも言うべき俺達。Tシャツこそ起源なんですが、実はコレ、大学時代の釣り部のユニフォームなのであります。今や世の中では「釣りガール」なんて言葉が生まれるくらいファッショナブルな趣味、またはスポーツになっている釣り。でも、俺達。が大学入学当時はまだまだ暗いイメージがありました。
通っていた大学には釣り部の部室というのが在りまして、そこに部員たちが集まるんですが、各自バラバラで釣りとはかけ離れた地味な空間になっておりました。そんな空気を根底から変えるべく、団結心を高める目的でユニフォームを作ることを提案したわけです。そして、俺達の事を最も分かり易く表現した言葉として「俺達。」を胸にドドーンと表示した次第、まさに、そのまんまでございます!!絆で結ばれた我が釣り部は、数々の大会においても好成績を残せるようになり、表彰台を「俺達。」が占める確率が急上昇しました。その後、俺達。Tシャツは釣り部だけのユニフォームという殻を破り、全国へと広がり始めました。もし、街で俺達。Tシャツ着た人同士が出会ったら…なんて想像しただけで楽しくてしょうがないんですよね!んーー、素晴らしい。さらなる俺達。拡大の為に日々邁進ですね!
今日は霞ケ浦を走りまくり!
楽しい季節でございます。
さて、秋真っ盛りとなってきました。暑さから解放されたバス達は水中を泳ぎ回り、活発にルアーにアタックしてくるようになってきました。先日、訪れたダムでも、逃げる小魚をイメージして素早くルアーを動かした方が効果的だったので、思いっきり早くルアーを泳がしてみたところ、さらに速いスピードでバスはターゲットを追いかけ、バクっと!!スポーツの秋ですねぇ、バスフィッシングの楽しい季節がやってきましたよ!!
霞ケ浦でトーナメントの練習中!
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俺たち全開! Vol.24

琵琶湖の10ポンドオーバー。世界一のバスが生息するレイクビワ。

こんにちは、俺達。こと秦拓馬でございます。バスフィッシングしてても、水の中に飛び込んじゃいたいくらいの夏真っ盛りですねぇ。昨日まで九州、そして明日から東北、ちょっと前はメキシコ行ってて、月末には中国へ。とにかくバスが居るなら何処へでも!ワールドワイドに飛び回ってる俺達。でございます。世界各地に「バス」は居るわけですが、土地柄なのか、それぞれ癖が違って、それまたオモロイ!
立ち寄ったロサンゼルスのタックルショップでの一枚。俺達。のプロデュースしたルアー達も現地のアングラーに受け入れてもらってるみたい。
エルサルトでの1匹目!いきなりの55センチオーバー!!!
世界各地に「バス」は居るわけですが、土地柄なのか、それぞれ癖が違って、それまたオモロイ!先日のメキシコは、全世界の釣り人の憧れの湖・レイクエルサルトへ行って参りました。メキシコは国を挙げての徹底的な管理のおかげで10ポンドオーバー(約4.5キロ以上)のスーパービッグバスが生息するフィールドが数多く存在します。その為、俺達。が行ったタイミングでも、アメリカやヨーロッパなどから釣り人が夢を求めて来ていました。
約30センチもあるワームを丸呑みにしたバス。元気良いわーーっ!
その為、俺達。が行ったタイミングでも、アメリカやヨーロッパなどから釣り人が夢を求めて来ていました。今回釣行したエルサルトは、バスを大きく育たせる為にブルーギルに良く似た魚・ティラピアを放流してあり、雨季乾季はあるものの基本的には夏、朝は風がなく穏やかで午後から必ず風が吹き、人造湖なので、村や畑が沈み、水中に残る立木がバス達の格好の付き場になってました。常に釣り人が訪れる大人気なフィールドにも関わらず、バスのコンディションは抜群の状態に保たれてあり、日本では味わった事のないくらいのエネルギッシュなファイトを魅せてくれました。
メキシコ・レイクエルサルト。最高の湖やった。また行きたい、必ず!!
今まで、本場アメリカはもちろん、オーストラリアや韓国でもバスを釣った俺達。ですが、メキシコは断トツに凄まじく、まさしく底無しの野生!ルアーは喉の奥まで丸呑みにしちゃうし、水面を突き破ってルアーを追ってくる光景は猛獣さながらの迫力でしたね!日本での数年分の経験がわずか数日で出来ちゃうくらい非常に勉強になった旅でした。
読みがハマれば、ボッコボコ!
昨年夏に琵琶湖でキャッチしたのは13ポンド。恐るべし琵琶湖のポテンシャル。
さてそんなレイクエルサルト、今回は日本から20名のツアーだったんですが、全員で手に出来た10ポンドオーバーは僅かに1匹。それに対して、琵琶湖の情報に目をやると、毎日誰かが超デッカイの釣ってて、10ポンドオーバーも頻繁にキャッチされてます。俺達。でも2012年の上半期でキャッチした10ポンドオーバーは10本以上。何十年も更新されることのなかったワールドレコードも琵琶湖でキャッチされたし、今や世界一のビッグバスレイクとして疑う余地のない琵琶湖。改めて大切にしたいな、と思いましたー!!!
日本から持ち込んだジャッカル・マッスルディープ4。バスの歯型でボロボロ、ルアーの勲章でございます。
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俺たち全開! Vol.23

産卵後のビッグバス。長さはあるが太さが無いのが特徴。

こんにちは、俺達。こと秦拓馬でございます。本日は千葉県で雑誌取材を敢行、ホームグラウンドの琵琶湖とは違い、濁り気味の川や池を舞台に一日ロッドを振ってきました。フィールドが変われば使用するルアーも違うタイプが必要になってきます。動きの違うもの、カラーの違うもの、サイズの違うもの、とにかくフィールドにベストマッチしたルアーを選ばないと、良い結果には巡り会えないのがバスフィッシングなんですよねぇ。
テスト中のミノーにビッグバス!完成の時は近い…。
様々なアクションを試してビッグバスへと辿り着く。そのプロセスが最高に楽しい!
ルアーショップへ行ってみると、ズラリと色々なルアーが並んでいます。中には似たようなルアーもありますが、実は微妙に動きやバスを惹きつける要素が違い、見た目だけでは判断できない奥深さがあります。結局のところ、試して使ってみてバス達に判断してもらわないとルアーの良し悪しはわからないんです。実は、昨年から温めているルアーがあります。
潜る水深や、カラーに至るまで、数あるルアーを使い分けてこそ真のルアーフィッシャーマン。
アユを意識したルアーで60アップ。
今年は60センチアップが良く釣れる。アユが増えすぎた影響ですねぇ。
まだプロトタイプで試行錯誤を繰り返しているんですが、細身の「ミノー」と呼ばれるタイプのルアーで、小魚のような見た目と泳ぎで、バスにアピールします。現在は、バスが最も好む大きさと泳ぐ水深、そして強すぎない動きを求めて、徐々に完成域に近づきつつあります。少し動きが変わるだけでも、バスの反応は大きく変わってくるので、繊細なセッティングが必要になってきます。そもそも、このルアーを作るキッカケとなったのが、アユの大増殖。昨年に雨が多かった琵琶湖では、アユの産卵が大成功、それにより湖のいたるところで大量のアユ稚魚が見られるようになりました。バスの好みも変化し、アユの稚魚が泳ぐ水深やアクションを強く意識しているような状態になってきました。プロトタイプ1号では、さっそくビッグバスを釣ることが出来、反応も上々。しかしながら、プロト2号では、ルアーに内蔵されたウエイトを見直し、さらに遠くへキャストできるように、重心を後方へ下げるようにしました。つまり、見た目や動きといった要素だけでなく、使い勝手の良いルアーに仕上げることも重要になります。こうして一歩一歩と改良を重ねては、バスに判断してもらって完成を迎えることになります。そんなわけで今回はルアー作りの舞台裏を紹介してみましたっ。
ドカンっと63センチ!ジャッカルの新作ワーム「シザーコーム」活躍中!
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俺たち全開! Vol.22

60センチ越え連発の2012年。世界記録更新10キロ越えも夢ではない琵琶湖。

こんにちわー、「俺達。」こと秦拓馬です。厳しい冬も終わり、何だか気分もウキウキワクワクな 春がやってきました。水温の上昇し始めたフィールドには、春の香りが漂い、生命感も急増してきま す。そんな気配を察知したのか、釣り人の姿も徐々に増えてきました。いやはや、楽しい季節の始 まりでございます。春は水中の生物達にとっても産卵の季節であり、バスもまた子孫繁栄のために 浅瀬へと上がってきます。これは毎年変わることのない不変の法則であります。
春は赤いルアーが釣れる。これもバスの習性を利用したパターンですねっ。
バスを知ることが上達への第1歩!
バスフィッシングの 最大の魅力が、バスという魚の行動がある程度の法則性を持っていることにあります。産卵行動を 始めとして、春夏秋冬で変化する行動パターンも存在します。そんなバスの習性を知ることで、バス の居場所を予測し、たくさんあるルアーの中から、その瞬間にベストマッチする一つを選び、アプ ローチを仕掛けていく、という能動的な釣りが展開できるわけです。そして、自分の読み通りにバス が釣れると、そりゃーもう、最高の気分なんですよねぇ!「俺達。」もアマチュア時代にはそれほど意 識しなかったことですが、バスプロになり、バスの習性を強く意識するようになりました。ばっちり読 みのハマった経験を積み重ねていくと、極稀に驚くような発見があったりします。まさに宝を掘り当 てた気分っ。もちろん、バスだけを知れば良いのではなく、その水域に生息する全ての生物の行動 や習性を知っていると強力な武器になります。
産卵に向け、バス達のオナカが大きくなってきました。
たくさんの要素から導き出した正解の1発っ。めっちゃ気持ち良い!
3月頭で既に産んでしまったかも知れないバス。自然はたまに裏切ってくれる。それがまたオモロイ。
例えば、お食事モードのバスの場合、餌となる生き 物を追い掛けます。岸際や水面といった、これ以上逃げる事の出来ない壁というのは追い詰める 事の出来る絶好のスポットになります。つまり、ルアーを何も無い沖で操っていても、釣れる確率は 下がってしまいます。でも、岸に向かって泳がせると、まさに生物が岸に追い詰められる絶体絶命 の大ピンチ状態を演出する事が出来るわけです。バスは食えると思った時に初めて本能剥き出し のスナイパーの如く、襲いかかってきます。その他にもバスの習性を利用した戦略は数知れず、考 えながら仕掛けていく、それがバスフィッシングの醍醐味なんですよねっ。そういえば、釣りを始め て間もない少年時代のこと、近所の川でなかなか釣れない自分を見かねた母親が教えてくれまし た。「魚は流れに頭を向けるから、エサは上流から流してみなさい」と。これが、考える釣りの第一歩 でしたね。あの言葉があったからこそ、今の自分がいる、と思います。釣りは奥が深くてオモロイで すよー。
風が吹くと釣れる。風の角度と強さがキーポイント。奥が深いんです。

俺たち全開! Vol.21

出た――!モンスターと呼ぶに相応しいスーパービッグバス!64.5センチ

寒い日が続いてますねぇ、「俺達。」こと秦拓馬でございます。毎年の事ながら、真冬と言ってもバスプロという職業にオフシーズンはなく、2月~3月にかけて全国3会場で開催されるフィッシングショーに向け、準備に追われる日々。それでも、明るいうちは琵琶湖に浮かんでいたいので、余計にスケジュールがタイトに…。例年よりも釣れている情報の飛び交う琵琶湖では、この時期にしてはボートも多め。徐々に釣りづらくはなってきたものの、数少ないビッグバスを狙って釣る事が出来ております。
2012年の初バスは、幸先よろしい 55センチ!デッカイわーーー。
さて、バスフィッシングっていうのは、アングラーとバスとの知恵比べでございます。針にエサ付けて待ってればウキがピクピクして釣れるっていう魚釣りの世界では無く、なんとか試行錯誤してバスよりも一枚上手を目指し、ルアーに興味を持たせてバイトさせたいっていう思いがあります。一方、バスもなかなか賢い魚で、容易く騙されてくれるわけもなく、ルアーに近づいてきたと思ったらプイッと反転してしまう。そんな両者一歩も引かない駆け引きを楽しむスポーツなのであります。 自然を読み、バスの気持ちを考えながら、一歩一歩正解へと近づいていきます。
同じルアーであっても、何色ものカラーパターンがあり、 その瞬間に釣れると思われるものを選ぶ。
ボートには数機種のロッドを積み込み、状況に応じた ルアーを使い分ける。
チョイスするルアーも何でもいいわけじゃなく、こんな形やカラーで、これくらいの水深を狙って、こう動かして、とか考えてると、たくさんのルアーが必要になってくるわけです。実際に、ルアーショップを覗いてみると、そりゃもうカラフルで様々な形状のルアー達が所狭しと並んでおります。 ここからは水中の話、バスにとっての適水温は一般的に20度前後と言われておりますが、現在は真冬っ冬ってことで冷えにくい琵琶湖でさえも8度程度と低く、バス達は凍えているのかもしれません。湖の中では、寒さに弱い小さなバス達は群れを成し、ほとんど食事をしない越冬モード。なんとか動くことが出来る大型のバスが、ごくたまに食事を摂っているという状態です。つまり、そんな中でルアーに興味を持ってもらうことは非常に難易度の高い状態だといえます。
ビッグサイズが狙い通りに釣れる今季。 雪の降る中の超気持ち良い1発!!
狙って釣るからオモロイ!難しければ難しいほど、感動がある。
愛車・エクスカージョン&愛艇・トライトン
でもね、俺達。とて玄人の端くれ、難易度の高いゲームを制することに最高の喜びを感じるわけです。釣れると楽しい!でも、釣れない方がもっと楽しい!真冬には真冬にしか味わえない楽しさや感動があるんですよねー。しかも、デッカイのが狙って釣れる!そんなわけで、今年もガンガン行きますよー!
めっきり冬。雪に埋もれる俺達。号。
俺達。DVD 「ROUTE SEVENTY 第2章」発売!!

バスプロ 秦  拓馬 「俺達。全開!」 は月刊オートスキャナーにて隔月連載中です。
毎月25日発刊、コンビニ・書店は有料版100円・各設置店は無料配布中!
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