VOL.11 ~ 15

俺たち全開! Vol.15

ホームグラウンドはそろそろビッグフィッシュの気配。65センチ登場っ!!

激しく熱かった夏もいつの間にか何処かへ行ってしまって、気付けば秋を飛び越えて早くも冬の気配。何なんでしょうねぇ、この異常気象…。今年のトーナメントシリーズも10月に全日程終了し、俺達。は、年間ランキング23位フィニッシュと微妙ながら、ここ数年は20位前後から上がるでも落ちるでもなく安定。来年こそは、もっと上を!!
一気に大量のシマノ製リールがっ。間違いなく来期の強力な武器になってくれる。
そんなわけで、シーズン終了後は来期に向けての準備期間となるわけですが、実は先日、メインスポンサーであるジャッカルと世界的に有名なシマノが業務提携を発表。俺達。のリールは既に全てシマノ製に変わり、強力にサポートしてくださることになった。
赤坂見附のHOOTERS日本1号店
もう一つ大きなスポンサーが加わることになった。通常、バスプロをサポートするのは釣り業界関連企業やメーカーだったりするんですが、これがなんとアメリカ発のカジュアルレストラン「HOOTERS(フーターズ)」。アメリカを中心に世界各国に450店舗を展開しており、一度味わうとヤミツキになるバッファローウィングとプリティーなウェイトレス・フーターズガールが名物。
東京のド真ん中に巨大バス出現!?
思い起こせば、俺達。がまだ学生時代に、ネバダ州の湖で開かれたトーナメントに出る為に渡米した際、ホテルの中で見つけた光り輝くネオンのお店…。あの時は感動しましたねぇ、「これが噂のHOOTERSか!」って。でも、あまりにナイスバディなパツ金ギャル達の前にチキンな俺達。は入店出来ず終い。悔やみつつも帰国した、という苦い思い出があったんです。でも、縁とは不思議にステキなモンで、東京赤坂に日本1号店が出来るのを機に、俺達。のスポンサーに
めちゃ旨の名物料理たち
現在地をツイッターで配信しながらの東京トレイルスタート。 東京の若者たちも盛り上がりまくりっ!
生まれ変わったエクスカージョン&トライトンバスボート
そこは夢の国「HOOTERS」…、是非行ってみてください。

で、先日、オープニングイベントということで、愛車&ボートをHOOTERSバージョンに装いも新たにフルラッピング。東京の名所を東京タワーから始まり、銀座、渋谷109、表参道ヒルズ、お台場フジテレビ前、と次々にトレイルしてきました。生まれて初めてのHOOTERSは、想像以上に盛り上がる天国のような場所でございました。料理は旨いし、なんせフーターズガールが…。まぁ、実際に行って体験して見てくださいなっ。ではまた次回。

俺たち全開! Vol.14

ホームグラウンドの琵琶湖。先日は60アップが一日に4本も出現。釣れすぎだーー。

めっきり秋っぽくなりましたねぇ、今年の夏はホンマに暑すぎて琵琶湖の水温も33度を超えるまでになり、俺達。もこれ以上黒くなれないくらいに日焼けし、どーなってしまうのか、と思っていた矢先、やはり季節は進行しており一安心でございます。この9月、年間4~5試合ある各トーナメントシリーズも最終戦の時期なので、3つのトーナメントに出場、さらに取材予定が散りばめられ、さらに合い間を縫っての「プラクティス」と呼ばれる試合練習期間に充てるスケジュールをこなしていく。おかげで、自宅に戻れるのは僅かに数日、残りの25日以上を各地のビジネスホテルで過ごす事になる。
今月も相変わらず日本全国縦横無尽。
さて、今回のテーマは、「プラクティス」。この練習期間に何かを見つけ出す事が試合成績を大きく左右する。日本最高峰TOP50シリーズにおいて、試合2週間前まで可能なプリプラクティスと、試合直前2日間の直前プラクティスの2種類があり、プリプラから直前プラまでの2週間はオフリミット期間と呼ばれるトーナメンターは開催エリアで釣りをしてはいけないルールとなっている。
さめうらダム戦プリプラクティス中のナイスバス。試合で釣れてほしい1匹。
9月4日 旧吉野川戦2日目は俺達。大爆発!
さて、このプラクティスでは、どのような事を行っていくのか。トーナメンターの数だけ方法は存在するが、俺達。の場合は、まず釣りをせずにザックリと湖中を走り回り、魚探による水中の変化や、目で見る景色の変化などを見て回る。これにより大まかな地形を頭に叩き込む。さらに、水中を見渡すかの如くディスプレイするハイテク魚探「サイドイメージ」を駆使して、バスが捕食行動の基準にしそうな岩一つや、水中の沈みモノまでを立体的に探索する。そして最後に、ようやくロッドを握り釣りこんで行く作業となる。
アツかった今年の夏。バスのポジションも判りやすかった。取材中の1発!
バスは環境によって、その性格を大きく変える。普段から魚系を中心に捕食しているようなバスはヒレが大きく、早く泳げるようになり、またエビやザリガニなどの甲殻類を捕食しているバスは、顔がデカく、歯も鋭くなる。こういったフィールド毎の違いをいかに早く見つけ出すかが、試合を有利に運ぶカギとなる。決してオモテに出る事のないトーナメンターの影の努力期間こそがプラクティスであり、この孤独で辛い経験が、本戦での好成績をより感動的なモノへと変えてくれる。
昨日まで滞在していた高知県さめうらダム。初めての場所なので6日間のプラクティスを行った。本番、頑張っちゃうぜーー!
DVDロケも順調。またしても涙あり笑いありの凄いDVDが完成しそう。
さて、この原稿を書いている今、TOP50最終戦となる高知県さめうらダムでのプリプラクティス6日間が終了したトコロ。バスの癖や、様々な生物達の行動パターンをある程度掴むことが出来た。後は本戦直前の2日間のみ。この2週間でフィールドは少なからず秋が進行するはず。ドキドキしてきたぜーー。
俺たち全開! Vol.13

トップウォーターの代表格「ポッパー」でビッグバス。ポコっという音や水しぶきでバスを誘う。

こんにちは、俺達。こと秦拓馬でございます。さて、ビックリするほど長く激しかった梅雨も終焉。今年も間もなく本格的な夏が始まりますねぇ。夏といえば、スイカ、海水浴、花火大会、いやいやバスフィッシングですよっ。大自然の中で釣り糸を垂らし、真剣にバスを狙っていれば灼熱の太陽も暑さを感じず、逆に心底から燃え上がらせてくれる。まさしくバスフィッシングシーズン真っ只中って事で、バス達も超元気モードで様々なルアーにアタックしてくるようになります。ルアーには、魚のカタチに似せたモノから、昆虫をイミテートしたモノ、さらにはミミズやエビなど、水中に棲む生物なら大体がルアーのテーマと成り、星の数ほど存在しております。それらを天候や水深などの条件に合わせてベストなルアーをチョイスしていくんですが、このバスが最も活気付く夏前後のシーズンに最高にエキサイティングなパターンが、トップウォーターゲームであります。つまり水面でバスを惹き付け、食わせる釣り。他の狙い方との一番の違いは、何よりもルアーの動きや、バスがルアーに襲い掛かってくる瞬間など全てが見えている、という点。
ルアーにアタックする瞬間。一瞬息もできないほどの緊張感がある。
他の狙い方には目もくれずトップウォーターゲームばっかりを行う愛好者もいるくらい、この釣りには独特の魅力が有り、一度バスが自分の操るルアーに激しくアタックする瞬間を見てしまうとヤミツキになること間違いなし。
こんなサイズが水面を割って飛び出てきたら、心臓バクハツ級の大興奮です!
水面でもがくセミ。ちなみに本物です。下からバスが見てるかも…。
夏は、水面以外にも色んなテクニックでビッグバスが狙える最高のシーズン。
魚の棲む水の世界と、人間の棲む地上の世界。その境目となるのが水面。想像してみて下さいな、水面を逃げる小魚のようにルアーを素早く動かし、薄っすらと見える大岩の上を通過させようとしたら突然デカイ影が後方に現れ、そのままドッカーンと水面爆発、とか。水面に覆いかぶさる木の下にセミをイメージしたルアーを投入し、水面をピクピクともがく様に動かすと、スーっと音も無く現れたバスがパクっ!とか。もう、堪らんでしょ!?
トーナメントシリーズも残すところ2戦。
なんだか小学生の時に理科の授業で習った「生態系」っていうピラミッドを目の前で見せられるような感じ。しかも、無機質なルアーに生命を吹き込むため、上手に誘わないとバスを騙せない。つまり、派手にバスが反応を示してくれたってことは、よりハッキリとした満足感や達成感を味わせてくれる「よく出来ました」ってサインなんですよね。
気合入れて挑んでいきます!
夏は全国各地でトークショーにも出向く。沢山のファンのみなさん、待っててくださいなっ。
バスを釣るテクニックは無数にあるけれど、いろんな水生動物が活動する夏だからこそのトップウォーターテクニック。ホンマに楽しい釣りが出来るシーズンですよっ。ではまた。
俺たち全開! Vol.12

相変わらず釣り漬けの日々を送っております。

次第に日差しが強くなってきましたねぇ、間もなく今年も夏がやってくる。そんな中、俺達。は日本最高峰TOP50シリーズ第2戦の舞台茨城県・霞ヶ浦水系にてプラクティス、つまり練習期間真っ只中でございます。今年は、春先からとあるNEWルアーが好調で、もしかすると試合でも…なんてステキな妄想が膨らんでおります。そのルアーとは、ジャッカルの新製品「ソウルシャッド」なんですが、一見すると従来の同ジャンルのルアーと大差なく見えるんですが、これが何故か不思議と釣れる。その釣れ方はハンパじゃなく、一度スイッチが入ると連発に次ぐ連発。入れ食いとはまさにこの事で、ビッグサイズ10匹も一瞬で達成してしまうほど。
新製品「ソウルシャッド」、釣れすぎてビビります。ゲストさんとダブルヒット。
ごく繊細なデザインの違いもバスには判ってしまうんですねぇ。さぁて、試合本番はどうなるのか!?
小さなルアーなのに釣れるバスは不思議とデカイ。
あまりの釣れっぷりにバスの歯形だらけになりました。ソウルシャッド恐るべし!
さてさて先日、全日本の大学生の釣りクラブが集る学生釣魚連盟(以下、学釣連)が主催する新入生歓迎大会にゲスト参加してきました。学釣連と言えば、俺達。も学生時代は所属していた団体で、全国に関東、中部、関西、九州の4つの支部から構成される。若者の釣り離れなのか、群れる事を好まない傾向にあるのか、総部員数は減少の一途を辿っているのだが、それでも今回の大会には60名を越えるアツい学生たちが集まってくれた。
学釣連の新入生歓迎会にも参加。アツい夜やったなーー。
なんといっても面白いのが、全国の様々な大学の特色が見受けられ、文系大学と理系大学でも大会に挑む姿勢や戦略などが決定的に違う。しかし、お互いを尊重しあう事で釣りのレベルは格段に向上し、実に有意義なフィッシングライフを送ることが出来る。文系大学に通っていた俺達。も現役時代には、釣りを科学しようとする理系大学の先輩方から沢山のことを学ばせて頂いた。特に興味深かったのが、魚が抵抗するときは必ず横に寝るような姿勢をとる、という説。つまり、魚が掛かった後は、横を向く隙を与えずに高速で一気に釣り糸を引くことで、抵抗させずに簡単に水揚げすることが可能になるという。なるほどなーって感じ。ルアーに関しても、各学生部員たちがアツく語り合うテーマであり、ここのメーカーのアレは、良いだの悪いだの。僅かな差が釣果を大きく左右するだけに、一晩くらいは直ぐに時間が過ぎてしまう。
大会は手漕ぎ足こぎボートに乗り込み、琵琶湖の山ノ下湾で開催。俺達。にとって、なんだか懐かしい光景。
まぁ、そんなアツい時代が今の俺達。のベースになってるわけです。そして、その素晴らしき学釣連の楽しみ方を現役部員の方々に伝え続けるべく、アラサー俺達。は現役生の大会に顔を出して見たくなったわけです。久しぶりにコッチまでアツくなれたぜ、サンキュー後輩諸君!!
参加するからには本気になっちゃうぜーーー。デッカイの釣れたぜーーーー。
最近、愛車エクスカージョン走りすぎ。一月で10000キロペースやなぁ。
俺たち全開! Vol.11

大盛況のフィッシングショーも閉幕し、遂にシーズンイン!!

こんにちは、俺達。こと秦拓馬でございます。今回のテーマは、バスフィッシャーマンにとって最もワクワクする季節、「春」について。そう、遂に四季ある島国・ジャパンに春がやってきた。春ってワードで連想されるものは人間界において、卒業式や入学式など、別れや出会い、そして期待と不安、ちょっぴり寂しいけれど何かとワクワクしちゃいます。自然界においては、まさに子孫繁栄にとってなくてはならない産卵の季節なのであります。バスたちも、深場で耐え忍んだ冬から一変、水温が上がってくるとソワソワと浅場へ上がってくるようになり、産卵に向け活発にエサを摂るようになります。浅場でエサを食う、これが釣りにおいて一年の中でも最もアツいチャンスとなるわけです。
琵琶湖にも「春」がやってきた
産卵に備え、浅場で活発に捕食行動をとる。釣りには最高のシーズンの到来。
今年は、2月に天気の良かった日が続いたお陰で、水温も急上昇。ホームグラウンド・琵琶湖でも例年より2週間くらい早い感じで浅場にバス達の姿が見られるようになりました。嗅覚鋭いバスフィッシャーマンたちも一気に動き出し、まだ3月だって言うのにゴールデンウィークさながらの人出。見渡す限りボートだらけの光景。いやー、バスフィシング再びブームがやってきましたねー。まぁ、昨年に世界記録タイとなる10キロを超えるバスが釣られた事も影響してるんでしょうが、こんなにフィッシャーマンの熱気を感じたのは、この春が初めての事。で、昨日まで釣りビジョンの番組ロケで訪れていた岐阜県の大江川でも、平日にもかかわらず岸沿いに10メーター間隔でロッドを振る姿。地元の方に聞けば休日は倍以上になるみたい。ヤングな学生風の兄ちゃんから、ベテラン系ジェントルマン、中には女性の姿も。まさしく老若男女でございます。
産卵直前のビッグバス。めっちゃ太いぜーーーーーー。
様々な魅力の詰まったバスフィッシング。今年もアツくなりそうだぜーー。
こんなに多くの人を惹き付けるバスフィッシングの魅力、そりゃなんと言っても独特のオモロ辛い感覚。決して簡単に釣れるわけじゃないけど、釣れる人には釣れる。一日頑張って、釣れないまま夕方を迎え、そろそろ終わりにしようかなーなんてタイミングでドカンと釣れる。一日の苦労は、たった1匹のバスで報われ、最高にハッピーな瞬間になる。一度でもコレを味わっちゃうと、次も夕方のチャンスに期待する、でも何事も起こらず悔しい気持ちになる。釣れないのも釣りだ。で、ドンドンのめり込んで行っちゃうんですねぇ。
遂に今年のトーナメントシリーズも開幕。まもなく初戦の野村ダム戦。頑張っちゃうぜーーーーー!!
俺達。もそのクチ。気づけば、でっかいアメ車で、でっかいボート引っ張って全国を回るようになってた。「春」、バスフィッシングを始めるには最高の季節ですぞっ。では。

バスプロ 秦  拓馬 「俺達。全開!」 は月刊オートスキャナーにて隔月連載中です。
毎月25日発刊、コンビニ・書店は有料版100円・各設置店は無料配布中!
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