10月1日2日大分県にあるオートポリスにてAUTOBACS SUPER GTの第7戦が開催された。 今回のオートポリスを含め残り2戦となり、GT500/GT300ともに優勝争いが激化してきた。第6戦を終わってGT500のポイントリーダーを死守したNo.46 S Road MOLA GT-Rはミスでポールポジションを逃し予選2番手。変わって0.001秒差でポールを獲得したのはNo.39 DENSO SARD SC430と決勝はなにかありそうな雰囲気が漂ってきた。
GT300は第6戦を終わってポイントリーダーのNo.4 初音ミク グッドスマイルBMWが予選7番手で、その前にNo.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458が入るというこちらも面白い予選結果となり、No.62 R&D SPORT LEGACY B4が今季初めてGT300のポールとなった。
決勝、マシン・ドライバーに優しい曇りで、路面温度も丁度良く、激しいバトルが予想された。まず、GT500がスタート。ポールポジションのNo.39 DENSO SARD SC430が抜群のスタートを決め、そのままトップを守るかと思われたが、序盤を過ぎると12番手スタートのNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rが追い上げを始め出した。他のチームがタイヤがきつくなりペースを落とす中11周目には3番手に、そしてなんと26周目にはトップに躍り出た。その後、ピットイン時にNo.38 ZENT CERUMO SC430、No.39 DENSO SARD SC430とトップを入れ替えるが、徐々に後続とマージンをとり単独トップを快走、逆にトップを争っていたポールのNo.39 DENSO SARD SC430は残り2周で無念のエンジントラブルでストップしてしまった。結果、トップでチェッカーを受けたのは素晴らしい追い上げを魅せたNo.23 MOTUL AUTECH GT-R、続く2番手にはポイントリーダーのNo.46 S Road MOLA GT-Rが入り、残り1戦でこの2チームに優勝争いが絞られた。GT300はポールのNo.62 R&D SPORT LEGACY B4が快走を続けポールトゥウィン。ドライバーランキング争いではオートスキャナーも応援している田中哲也選手もドライビングするNo.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458がトップに返り咲き、6戦時にトップだったNo.4 初音ミク グッドスマイルBMWはギリギリポイント獲得でドライバーランキングにつけ、GT300も最終戦に2台の争いとなった。これでGT500/GT300ともに最終戦が楽しみとなった。
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